台帳 | 取引の正当性はいたコインネットワークによって担保される |
使用開始日 | 2021年08月頃 |
使用 | 日本国内 – 全力ゲーミング部 |
発行 | 特定の発言ごとに1ITCと言及されているが不明 |
総発行枚数 | 推定50枚 |
いたコイン(英: Itacoin)とは、全力ゲーミング部内で使用することが出来るゲーミング通貨であり、仲介者を必要とせず、Discordサーバー上の全力ゲーミング部サーバー内の、いたコインネットワーク上でユーザーからユーザーへといたコインを送信することで取引ができる。その取引はチャットログによって検証され、いたコインのすべての取引履歴がチャットログ(chatlog) と呼ばれる台帳に分散的に記録される。
2021年にフカ・フカと名乗る人物によって、いたコインが発明され、その実装が全力ゲーミング部内で公開され、2021年に使用が開始された。
実需として、他の通貨や製品、サービスと交換することができる場合がある。違法な取引に使用されている他の通貨や、マイナーが使用する大量の電力、価格の変動、取引所からの盗難などが批判されているビットコインなどの仮想通貨(暗号資産)とは違い、ローカルエリア内でしか使用できないため匿名性が全くなく、電力も全くといっていいほど必要とせず非常にエコなシステムである。また投資としても利用されていることもあると言う。
また、発案者のフカ・フカ氏はプルーフ・オブ・ワーク(Proof of Work、「PoW」と主に略される)とは、違いプルーフ・オブ・トーク (Proof of Talk、「PoT」と主に略される)と呼称しており発言回数に応じて発行されると言及があった。が定かではない。
歴史
2021年06月08日 – フカ・フカ氏がいたコインを発表
2021年06月 – 有志であるYushima氏によりいたコインのデザインが決定
2021年08月 – この頃からいたコインが本格的に運用され始める
2021年09月 – 運用からたった一ヶ月で総発行枚数が10枚を達成
2021年12月 – いたコインの総発行枚数が30枚を達成
2022年02月 – rugiasu商店がいたコインを取引通貨として採用開始
2022年04月 – いたコインの総発行枚数が50枚を達成
2022年06月 – いたコインを本格的なゲーミング通貨として運用開始
技術と仕組み
通貨単位
いたコインの通貨単位は、「itacoin(いたコイン)」である。2022年現在、いたコインを表わす記号にはITCがある。
ウォレット
いたコインにおけるウォレット(口座/保管場所)とは、秘密鍵を持ついたコインアドレス (address/口座番号) をまとめたものである。またいたコインアドレスは、それぞれ各間Discordユーザーの「秘密鍵」によって「公開鍵」が作られ、「公開鍵」からいたコインアドレスが作られる。公開鍵の生成はtakoyaki256と呼ばれる楕円曲線に基づいたFPGCアルゴリズムを用いる。また、そのアドレスから送金する際には対応する秘密鍵が必要になる。
経済と社会
通貨としての利用
2022年現在、いたコインを利用出来るお店はrugiasu商店のみ。
なお、いたコインは、ゲームを愛し、ゲームを共にプレイする集団、全力ゲーミング部のゲーミング通貨として、人気があるとされている。
参考にさせて頂いた記事 : Wikipedia ビットコイン